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Food war ◆xHiHmARgxY 会場に今も残る参加者、その半数以上の耳目を集めた激闘の舞台となった森林地帯。 そこに一人残る男の姿。 戦場の主、大熱戦の主犯。ブロリーがその巨躯を起こした。 その表情がいつにも増して鬼気迫る物と化しているのは、暴風の如く荒れまわるブロリーの心情だけに因った訳ではない。 内面的な変化以上に殊更の注意を集める、ある外見的変化。 先ほどまでの行為によって生じたその変化を引き起こす主因となった者は、今この場にはいない。 ――いや、この表現はある意味正しく、ある意味誤りである。 なぜなら、ブロリーの身に降りかかった変化――文字通り身体に振りかかったその血糊と肉片の主であるサーセンwは既にこの世の者ではなく、またその肉体の殆どはブロリーの体内――腹の中に今も収まっているからだ。 つい今しがたまで屍肉を食らっていたブロリーは、最後の一片を食べ終えた後に身を起こし、自身の今後の動向について考えを馳せた。 体力の消耗は十分承知の上。ならばその回復に時間を費やすか、現状のまま新たな相手を求め彷徨うか。 結論の定まらないままバッグに手を伸ばし、見落とした食料が残ってはいないかと中をまさぐる。 暫くの後、怪訝な表情を浮かべながら手をバッグから引き抜き、すぐさま思考を切り替えて回復に有用な物はないかどうかと思考を巡らす。 望む物がデイパックの中にないとすると、その代用になり得る物がそこらにあるなどという都合のいい事態は―― ――あった。 ブロリーの目に留まったのは、先程まで己が貪り食っていた肉隗の残骸、サーセンwの強固な皮膚。 これ自体は既に食せないと判断を下している。その判断を覆すつもりはない。 ……いや、食べようと思えば食べれなくもないのだが、そんな事をするよりもそこらの木を齧ったほうが遥かにマシなのだ。 ともかく、この場にブロリーの求める食物はない。なればこそ、ブロリーは北へ……元いた場所へと足を進める。 激戦地となった、かの場所へ。焼け野原と化した、かの地へ。 流れ弾に粉砕された木々。 焼け焦げ、掘り起こされた地面。 己の為した所業を目の当たりにしても、ブロリーの心は微塵も反応しない。 暴虐者たるブロリーは自然愛護という観点は欠片も抱かず、己の戦果を悦に入るような心の余裕も今はない。 ブロリーの目に映るのは、この地で命を落とした一人の熱き男。 美希にデイパックを渡したため修造の所持品は少なく、食料は皆無だ。 ブロリーは周囲を見回すが、当然何も見つけられるずに終わる。 ブロリーがこの地を訪れたのは、ここなら食料があるだろうという判断の下だ。 だが、デイパックの中の食料ではブロリーの飢えは治まらない。 支給された食料の少なさ(無論、ブロリーにとってはである)に見切りをつけていたため、修造のデイパックが見当たらないことに対する苛立ちは少なかった。 だが、修造に支給された食料を得られなかったとなると、この地に食物は残っていないはずではないだろうか。 それにしては、ブロリーの様子は不自然だった。まるで、ここにはまだ食料が残されているかのような余裕がにじみ出ている。 ――いや、実際この地には、ブロリーが喰らおうとしている物が存在する。 デイパックの中の食料はあればいい程度のもので、この地に来た本当の目標物は、まだ残されている。 激戦で辺りが更地になっているため、ブロリーの目に映る物は多くはない。 焦げ跡を残す地面と露出した木の根と、あとは―― (まだ、それほど時間は経っていない。だったら……新鮮なはずだよなぁ?) ――地面に斃れた一人の男の亡骸だけだ。 【F-5北部・森林 /1日目・夕方】 【ブロリー@ドラゴンボールZ】 【状態】通常形態、、疲労(極大)、額にダメージ(小)、顎にダメージ(大)、左腕に刺し傷、ダメージ(極大)、全身に大きな怪我、 右足首骨折、腹に超深刻なダメージ、首にダメージ(中)、全身に火傷 【装備】なし 【道具】支給品一式、忍具セット(火薬玉、忘却玉)@忍道戒、不明支給品0〜2 【思考・状況】 [基本思考]体力をつける。 1:目の前の食物を喰らう 2:あの女は殺す。 ※額のリミッターにダメージがいっています。 ※今のところ、一般人程度の力しか出せません。 ※腹への攻撃に対して対処出来る様になりました。 ※首のリミッターが消滅しました。 ※伝説の超サイヤ人形態になったため会場全体が暗雲に覆われましたが、少しすれば晴れます。 ※伝説のスーパーサイヤ人に変身できるかは不明です sm184 黄昏の輝き 時系列順 sm186 激流に身を任せた結果がコレだよ!!(A面・前編) sm184 黄昏の輝き 投下順 sm186 激流に身を任せた結果がコレだよ!!(A面・前編) sm174 Junk the Eater ブロリー sm190 どうしてこうなったⅠ
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Ring of Warning 暗殺対策アイテム。パトロールのお供にも良い Ring of Warning その他 研究Lv 属性 属性2 内部ID 214 2 1 威力 攻撃補正 攻撃回数 長さ 防御力 防御補正 回避率 重さ 射程 弾数 特殊 その他 パトロールボーナス:10特殊:暗殺時、護衛の出現数2倍 ゲーム内解説文 This ring will warn its wearer of impending danger. This allows the wearer to be protected by twice as many bodyguards as usual during assassination attempts. 和訳 この指輪は、着用者に切迫した危険を警告します。これは着用者が暗殺の企てに際して、通常の2倍の護衛に守られることを許します。 注記 暗殺時に通常の2倍(10人)の護衛を得られるようにする指輪。パトロールの援助もしてくれる。 暗殺者にとって護衛は最大の敵だが、それが2倍ともなれば、大概の暗殺者は為す術も無く嬲り殺しにされる。Earth Attackなどの暗殺派遣魔法相手だとまだ脅威は残るが、それでも無いよりは遥かに良い。 有益には違いないが、十分な数の護衛を配備しておかないと何の意味も無いのが欠点ではある。通常の戦闘においては護衛はほとんど貢献しないため、兵数に余裕が無い場合は活かしきれない。 また数は少ないが、そもそも護衛の出現を完全に禁止される状況もあり、その場合はこの指輪があっても意味が無い。この場合は自動召喚機能持ちのアイテムのほうが役立つだろう。 パトロールボーナスは暗殺者の早期探知にも役立つ。暗殺者は総じて高いStealthyを持つので、そこそこの人数を出さないと探知し辛いのだが、これがあればかなり発見しやすくなる。 もちろん不安の鎮圧にも有効。あまり派手に鎮圧を行うと人口に与える被害も甚大になってしまうが、敵の破壊工作が激しい場合はやむを得ない場合もある。またパトロール成果は非常に幅があるので、余裕がある場合でもボーナスがあるに越したことは無い。 コメント 名前 コメント
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SP MS AB SP 大まかな説明 BCUとANI間で行われる、拠点ポイントというものを破壊したり守ったりする戦争です 発生する拠点をSPというのですが、それを攻防する戦いそのものをSPとも言っています SPに参加する登録などはなく、単にSPが発生したMAPにいれば参加したことになります 攻防といいましたが、SPの発生した場所で攻め側か、防衛側か変わってきます 攻めの場合は1時間以内にSPを破壊すれば勝利 防衛の場合は1時間SPを破壊されずに守りきれば勝利 です SP発生時間 1日に4~7個発生します 以前は5個固定で、今でも5個の場合が多いですが多少数にムラがあります 時間帯は月~金・日は19:00~24:00の間に発生します 土曜日のみ、13:00~18:30の間に発生します SP発生場所 発生場所ですが、このゲームのMAPには大きく分けて3種類あります 私たちBCU領のMAP・敵対しているANI領のMAP・どちらでもない中立のMAP です BCU領・ANI領にのみSPは発生します BCU領のSP発生MAP(町から近い順に書きます すべて0chです 0ch以外には発生しません) バハ山脈(バハ)・ブラックバーンサイト(BBS)・ザイロープビーチ(ZB)・スターライト渓谷(SL)・レッドラインビーチ(RL) です ANI領のSP発生MAP(BCU領に近いほうから、つまり私たち視点で手前のMAPから書きます) バイオレンスブリザード(VB)・エドメント遺跡(遺跡)・エレジーの平野(平野)・情熱の砂漠(砂漠)・エドメント渓谷(渓谷) です 括弧の中はそのMAPの略名です 基本的に略名で会話がされるので覚えておくと便利です SP戦の流れ 攻防の流れは実際に参加するのが一番だと思いますので説明は割愛しますが、SP戦中よく出てくる言葉だけ書きます ラッシュ:ゲート前に味方を集め、カウントダウンで全員で一気に攻め込みます 封鎖を破るために行います 封鎖:敵が入ってこれないようにゲートに向けてどんどん攻撃を行い、敵が入ってきた瞬間に倒します SP戦の報酬 SPが終了(破壊成功・破壊失敗・防衛成功・防衛失敗)すると報酬を得ることが出来ます SPIとWP(戦争ポイント)とSPIカプセルがもらえます ただし、報酬がもらえるMAPは限定されています SPが発生したMAP と SPが発生したMAPの1つ手前 の2MAPのみです この1つ手前 というのは攻め側視点で1つ手前となります 例えば遺跡にSPが発生し、こちらが攻めている場合は遺跡とVBが報酬をもらえるMAPとなります また、BBSにSPが発生し、こちらが防衛している場合はBBSとZBが報酬をもらえるMAPとなります 攻め側はわかりやすいですが、防衛側は1つ奥のMAPとなりますので注意です 報酬の具体的な内容ですが、SPIはそこにいるだけで最低50000SPIもらえます より貢献すると増えます 1000000SPI以上もらえたりするのでかなりの額になります 貢献の詳細は不明ですが、敵機を落としたり、SPにダメージを与えたりすると増えるようです(MGはまた別のようですが不明です) SPIカプセルというのはSPIが出てくるカプセルです 大体170000~230000SPIくらいもらえます WPというのはWPショップという、WPでしか買えないアイテムを買うためのお金のようなものです 攻め・防衛に関係なく、勝利すると300WP 敗北すると100WPもらえます MS AB
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購入前どんなゲーム? どこが出すの? いつ出るの?また北米版と発売時期半年遅れとか? GOD OF WAR TORILOGYって? 規制はどうなってるの? 前作まではやっておいた方が良いの? 吹き替えはどうなるの? ロード時間は? カメラ操作はできる? 難易度はどのぐらい? 1と2の出来が凄すぎてあれを超えられるか心配なんだけど・・・ 前作までとの違いは? GOW3の体験版はどうなってるの? もしかしてクレイトスさんってツンデレ? 体験版操作方法は? 次どこに行けばいいか迷っちゃったよ! キメラを倒した後どうすればいいの? ハーピーに掴まって飛び移るのが上手くいかない; 盾を持って陣形を組んでいる敵兵たちが倒せません 助けを求めてる人殺しちゃったよ!? ヘ、ヘリオスが・・・ イカロスの翼で飛翔している時のカメラ操作を変えたい 最後、タイタン族は味方なんじゃないの? 購入後ジャンプが上手くいかない 戦闘のコツってある? どの武器・魔法を鍛えればいいの? 神々の所有物って1つのデータで取らないと駄目? 神々の所有物を取り逃した! ~のトロフィーを取る方法を教えて欲しい。 アフロディーテを!アフロディーテを!!規制の無いアフロディーテを!!! ヘラの庭どーなってんの? ラビリンスを抜けた後のサテュロスとケルベロスが倒せません。 ラスボスちょっと強過ぎるんだけど。分身されると何も出来ない。 オリュンポスの試練の間について教えて欲しい。 DLC配信はあるの? よくスレで見掛ける「NUR」って何? 引継ぎ出来ない今作でも引継ぎ出来るバグがあるって本当? エンディングについて 購入前 どんなゲーム? 大枠で言えばアクションですが、手応えのあるパズル要素、映画的なストーリーに演出などから 正確なジャンルはアクションアドベンチャーになります。 またギリシャ神話をベースに神々と人間との対立、戦いを徹底したリアリティで描いているため その暴力表現・性的表現から18歳未満禁止となっています。 どこが出すの? 前作まではカプコンローカライズでしたが今回はSCE本営から出ます。 いつ出るの?また北米版と発売時期半年遅れとか? 2010年3月に全世界同時解禁です。 日本版は2010年3月25日発売、北米版の発売日は3月16日です。 GOD OF WAR TORILOGYって? GOD OF WAR COLLECTION(「GOD OF WAR」 「GOD OF WAR 2」HDリマスターver.)と 「GOD OF WAR 3」をセットにし、70Pに及ぶアートブックと 主人公クレイトスの“スキン”(通常版とは別のプロダクトコード)が特典として付いたもので GOD OF WAR 3の発売日同様、3月25日に発売です。 尚、日本語版「GOD OF WAR COLLECTION」はカプコン販売の模様。 →外部リンク:GOD OF WAR COLLECTION公式サイト 規制はどうなってるの? エロシーンは着衣アリで乳首隠れてます(ポセイドン姫・アフロディーテ&侍女)。 他の主な規制はヘラクレスの顔面損失無し、ヘリオスの首切断カメラワーク変更など。 容姿が人間に近ければ近い程規制対象になる模様(ヘルメスも無規制に見えて多少修正されているとの事)。 前作まではやっておいた方が良いの? 過去作プレイ推奨です。 1~3と継続したシナリオ(多少の差異有り)で、2のラストシーンから3はスタートします。 過去作はPS2タイトルですが、PS3用にHDリマスターされた 「ゴッドオブウォーコレクション」があるので気になる方はそちらをどうぞ。 吹き替えはどうなるの? こちらにまとめてあります。 →吹き替え声優 ロード時間は? 常にリアルタイムで先読み処理を行っているため、基本的にロード時間はありません。 あっても必ず数秒で終わるのでストレス無しで楽しめます。 ゲームを始めるときのロード、死亡してリトライする時だけは多少長い。 カメラ操作はできる? GOWシリーズの特徴としてプレイヤーにカメラを一切操作させないシステムを徹底しており 常に開発者の意図した通りのベストなアングルでカメラが動く様に計算されています。 さながら映画を見ているような演出手法と、ゲーム中でのヒントを担う役割にも使われています。 またカメラ操作が無い分、目の前のアクションに集中できるといった利点もあります。 難易度はどのぐらい? 洋ゲーらしからぬ絶妙なゲームバランスで、日本のゲームと同じ感覚でプレイできます。 もちろんEASYもあるぜよ。 また随時オートセーブされているため、殆どの場面で復帰後そこからリスタートできる親切設計です。 やり込みたい人はHARDの更に上の難易度が凶悪なので、是非そちらをどうぞ。 1と2の出来が凄すぎてあれを超えられるか心配なんだけど・・・ 心配御無用。本気で頂点取りに来てます。(迫力が凄いんで、ヘッドホンまたは大音量推奨) http //www.youtube.com/watch?v=d8FWvv-bM9Y また今作のサウンドトラックはiTunes Storeでの販売も行われているため、廃盤となった2サントラのように転売屋の餌食となる「運命」からも解放されました。 http //itunes.apple.com/jp/album/god-war-iii-original-soundtrack 前作までとの違いは? テクスチャ解像度・ステージ面積ともにGOW2の4倍で、バイオハザード5並のクオリティです。 Zipper Tecnorogy搭載により斬撃時の表現もよりリアルになりました。 また同じ敵でも部位がランダムに振り分けられており見た目も違ったものになっているとの事。 敵思考回路も進化しており、敵指揮官クラスの号令でアルゴリズムが変化したりするそうです。 HDRL(High Dynamic Range Lighting)技術により、数千個の照明で演出 それにより人間の網膜レベルまで再現しているとの事。 CSアタックもボタン指示が画面中央に出る従来のシステムから進化し 各ボタンに対応した場所に指示が出るため、目の前の演出を見ながら操作が可能になりました。 (画面上部なら△ボタン、画面右部ならOボタンといったように) GOW3の体験版はどうなってるの? 北米ストアでダウンロードできます(英語版で1年前のバージョンですが) 日本語版は「inFAMOUS ~悪名高き男~」の初回生産分に体験版コードが付いていました。 もしかしてクレイトスさんってツンデレ? 「勘違いするな お前のために戻ったんじゃない」 体験版 操作方法は? ※以下の操作方法は製品版で変更になっている部分が多くあるので注意。 Lスティック・・・移動 Rスティック・・・スティックを倒した方向に回避・壁際でダッシュ 十字キー・・・武器切替え(体験版では→でカエストス、↓でブレイズに切替え) 口ボタン・・・ノーマルアタック(連打や溜め、ボタンの組み合わせで色々なコンボがあります) △ボタン・・・ヘビーアタック(同上) Oボタン・・・掴み(掴み後に口で突進、Oで殴り→始末、△で始末、Xで豪速球) Xボタン・・・ジャンプ(ニ段ジャンプ可、押しっぱなしで攻撃判定発生) L1ボタン・・・防御(ジャストガードあり、その後ボタンで反撃)特殊攻撃(L1+口・△・Oで特殊攻撃) R1ボタン・・・アクションボタン(調べる・宝箱を開ける・壁面から降りる、等) L2ボタン・・・装備品使用ボタン(L2+口で炎の弓矢を撃つ、L2押しながらR1でヘリオスヘッド) R2ボタン・・・体験版では使用しません 次どこに行けばいいか迷っちゃったよ! GOWシリーズは次に進むべき場所にはカメラが動いてヒントになるので 画面をよく見ていれば分かるかと思います。 キメラを倒した後どうすればいいの? 見た目は敵っぽいですが巨大なタイタン族は敵ではなく味方です(前作までをやっていれば分かります) 矢を射出するカタパルトで、炎の馬車に乗っている太陽神ヘリオスの方を攻撃してください。 ハーピーに掴まって飛び移るのが上手くいかない; 一度掴まった後は、Lスティックで制御するだけでボタンは離しても大丈夫です。 Rスティックで次のハーピーを選択できるので(青い光の柱が立つ) 選んだらXボタンでジャンプしましょう。 近くに次のハーピー候補がいないと光の柱は見えませんが、その状態でジャンプしても また初めと同じようにL1+Oで捕獲できます。 盾を持って陣形を組んでいる敵兵たちが倒せません サイクロプスに乗って叩き潰すか、武器をカエストスに切替えて粉砕してください。 助けを求めてる人殺しちゃったよ!? クレイトスさんだから仕方が無い。 ヘ、ヘリオスが・・・ だってクレイトスさんですもの。 イカロスの翼で飛翔している時のカメラ操作を変えたい セレクトボタン→飛行操作、でノーマル・反転の変更ができます。 最後、タイタン族は味方なんじゃないの? 何故クレイトスさんがタイタンを攻撃するのかは、製品版での展開をお楽しみに! 購入後 ジャンプが上手くいかない Xを押しっぱなしにするとイカロスの翼で滑空するので 二段ジャンプする際はX、Xをタンタン、とリズミカルに押す。 一回目のジャンプでX押しっぱなしにすると滑空するので二段ジャンプできません。 遠い足場に行く時は、二段ジャンプ→そのままX押しっぱなしで滑空する癖を付けておけばいいです。 戦闘のコツってある? ブレイズオブエグザイルの口口△の最後の叩き付けが使い易いです。 雑魚戦で敵が群がってる場合はそれを使いましょう。 口連打よりも△もちゃんと使った方が攻撃力が段違いなので △△△等も使っていくと劇的に楽になります。 あとはどの攻撃がガードできてどの攻撃がガードできないのかをしっかり確認する癖も付けておくといいでしょう。 混戦時は回避で間合いを話すことも重要です。 ボス戦は動きをよく見てパターンを覚えましょう ボス戦に限ってはガードで防御しきれない攻撃が多いので回避を活用しましょう。 どうしても倒せない敵が現れても諦めず何回もトライしましょう いずれ活路が開けるハズです。 どうしても・・・どうしてもという場合はこのwikiを活用して下さい。 どの武器・魔法を鍛えればいいの? 相性もあると思いますがブレイズオブエグザイルとアポロの弓矢は強化をしておいても損はないでしょう。 武器のレベルが上がれば魔法のレベルが上がるので強化毎に威力を確認するのも大切です。 神々の所有物って1つのデータで取らないと駄目? トロフィー獲得は複数のデータで可能、使用はクリアしないと出来ません。 神々の所有物を取り逃した! 二週目で取り逃した分を取って全て揃えた時点でトロフィーがもらえます。 ~のトロフィーを取る方法を教えて欲しい。 トロフィーへどうぞ。 アフロディーテを!アフロディーテを!!規制の無いアフロディーテを!!! この欲しがりめ。 18歳未満の方の閲覧に対して責任は持ちません。 あくまで「自己責任」での対処をお願いします。(海外は20歳からだったかも?) http //www.gametrailers.com/video/-contains-nudity-god-of-war/62770 年齢認証がありますがそれも自己責任で。 え?海外サイトは怖い?大丈夫!GameTrailersの動画だよ! ヘラの庭どーなってんの? まずイベントが終わったら前方の通路側のアイテム全部回収。 その後最初の位置へ戻り左通路へ。石造、雑魚を倒し道なりへ。 サテュロス2匹を片付ける(魔法をフルで使って投げて終了。1匹倒せばかなり楽) その後道なりに進むとイベント。 中央のスイッチを踏み、階段へ上がる。 しばらく進むと階段状のオブジェがあるので、左へ引っ張っていき水が落ちてるとこへ持って行く。 イベント後ヘラの死体を中央のスイッチへ。 先ほど使った階段状のオブジェを今度は左へ持っていく。 今度は引き続き階段状のオブジェを右下の途切れた階段のとこまで持っていく。 ヘラを担ぎ出来た階段を上り、杯の中へ。 最後に階段状のオブジェを中央のスイッチへ持っていけば終わりです。 ラビリンスを抜けた後のサテュロスとケルベロスが倒せません。 ハデスの爪Lv3のゴルゴンでサテュロスを石化させるのが有効です。 しかし石化魔法はゲージMAXでも2回しか使えません。 他の攻略法としてはL2+Xの「ヘリオスダッシュ」でサテュロスを浮かせた後の空中投げや、 ネメシスの鞭のL1+O後に一歩踏み込むと確定ヒットする△、爆破する犬をOで掴んで蹴り付けてぶつけると楽になります。 ケルベロスの頭を一つ落とした後出るサテュロスを無視した場合、 ケルベロスの頭二つ目を落とした時追加されるサテュロスが、二匹ではなく一匹のみになります。 なので頭が残り一つになるまではサテュロスを無視してケルベロスを攻撃するのも有りでしょう。 ラスボスちょっと強過ぎるんだけど。分身されると何も出来ない。 A.攻略法は様々ありますが、この動画を参考にしては如何でしょうか。 http //www.youtube.com/watch?v=bS5jtOfV6Ak feature=related カエストスの△△でラスボスが浮きます、そこをジャンプしてOで投げ。 難易度カオスモードの武器無強化状態でも4回当てればCSアタックに移行します。 オリュンポスの試練の間について教えて欲しい。 オリュンポスの試練へどうぞ。 DLC配信はあるの? サンタモニカスタジオ曰く「計画はある」そうです。 制作都合上泣く泣くカットされた「もう1つのエンディング」が存在するそうで、それをいつか無料で配信したいとの事。 それ以外には「チャレンジ系統の追加コンテンツ」を配信する計画があるとか。 http //www.godofwar.com/spartansstandtall/ プラチナトロフィー獲得で発覚したこのサイトはDLCに関するティザーサイトでは、と言われています。 →PSP新作Ghost of Spartagodのサイトでした(2010年内発売予定) よくスレで見掛ける「NUR」って何? 「No Upgrade Run」の略称。 つまり「武器や魔法、ゲージなどを一切強化せずクリアする」というやり込みの事。 最高難易度でのNURは熾烈を極めますが、それでもクリアしたツワモノが何人もいます。 スパルタに降伏という二文字は無い。 God of War 3 Chaos Mode No Upgrade Run+ 引継ぎ出来ない今作でも引継ぎ出来るバグがあるって本当? A.引継ぎバグは存在します。 詳しくは裏技・バグページへ エンディングについて ※ネタバレになるため文字を暗転してあります クロノス・ゼウス・クレイトス この三者に連綿と付き纏い覆す事のできない親殺しという因果 過去アレスを倒すためにパンドラの箱を開けたクレイトスだが、同時にあらゆる災厄が世界を覆い尽くす事になった ゼウスには『恐怖』が付き纏い、息子クレイトスを殺さんとする感情が生まれるきかっけとなった 同時に復讐に駆られるクレイトスの魂の奥底に眠っていたものは『希望』(パンドラの箱の奥底に眠っていた力) クレイトスは永遠に失ってしまった娘、カリオペの姿を目前のパンドラに重ね合わせる 彼はまだ気付いていない 己が『復讐』だと激昂するその感情の源が、『希望』であるということを パンドラの箱の中に入っていたのは目に見える物質ではなく、『怒り』や『嫉妬』、『希望』という概念そのものであったため クレイトスは中身は空だったと思い込む そして過去、パンドラの箱の中に力を封じたのはアテナその人 故にパンドラの箱が開け放たれた瞬間から、彼女は神ではあるが全ての存在を等しく見る事ができるようになりつつあった (GOW2でクレイトスに共感し助力をしていたのもこの為) クレイトスに殺され高次元な存在へと生まれ変わった後には更に覚醒し 完全に平等な目で世界を見ることになる 最後にアテナは言う その力を己に返すようにと だがこの時アテナ自身も気付いていない その行為こそがゼウスがしていたように世界を統べる力を手に入れる結果になるということを そしてこれこそが自らがゼウスの血を受け継ぐ子としての大いなる運命に操られているということを 最後にクレイトスは悟る 自らが、そしてゼウスが辿ってきた父殺しの因果から解き放たれる事の真の意味を アテナに力を渡すという事は、新たなる因果の犠牲者を生むという事を── クレイトスの瞳に『希望』の火が灯る 力が己のうちにあるままで自らの命を断ち、因果の束縛を完全に解き放った 父ゼウスを象徴する大鷲の上で剣を傍らに血を流し息絶えるクレイトスがそれを暗示していた 己を刺し貫きアテナに語りかけられる瞬間、彼は苦悶の表情を浮かべつつも笑っていた 過去に失った人間性は、パンドラの箱を開けたその時から既に彼自身の内に秘められていたのだった 神々のいなくなった世界へとアテナは消えていった そして死を受け入れたクレイトスの体もいずこかへと消え去っていた GOD OF WAR 完
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ISLAND ハルボ ベイ沖の群島は、海岸沿いに駐在する軍の兵站および補給基地として機能している。島々は橋やトンネルのネットワークで結ばれているが、その規模や安全性については不明な点も多い。島々は制限区域となっており、民間人は立ち入りはおろか接近することすら禁じられている。 初期MAPの中では易しい部類。 (SURVIVAL攻略を前提として書いています) エリア1 基本に忠実に。 ラウンドが始まったらまず最前線にセントリーを立てつつ応戦。 エンジニアはティッカー自爆でいきなり命を落とさないように ベアードが死ぬとセントリーも死ぬのでこちら側の戦力が大幅にダウンしてしまう 筆者の体感では左側(CARGO CRATES)が破られやすく、ここのバリアはできるだけ持たせたい エリア2 向かって右側(OCEAN)の高台にタレットあり 基本的にはココに1人ついているだけでこちら側は防衛できるので、残り3人は左側(C.I.C.)へ行き もう1人は遊軍として両方のサイドを見ておく C.I.C.側のバリアは壊されないよう常に修理しておく 開けた場所でかなり撃たれやすいので、バリアの状態によってはセントリー2台置きもあり。 エリア3 TUNNEL側にタレットあり レッチはバリアの横の壁を越えてくるので撃ち漏らさないようにする
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キネクト用ソフトを除くXbox Oneの独占ソフト一覧です。 パッケージソフト ソフト名 開発/販売 補足 Ryse Son of Rome Crytek/マイクロソフト 海外レビュー Forza Motorsport 5 Turn 10 Studios/マイクロソフト 海外レビュー LocoCycle Twisted Pixel/マイクロソフト 海外レビュー Dead Rising 3 カプコン バンクーバー/マイクロソフト 海外レビュー Titanfall Respawn Entertainment/EA 360版有り(Bluepoint Gamesが担当) 海外レビュー Zoo Tycoon Frontier Developments/マイクロソフト 360版有り(ゲームオンデマンドのみ) 海外レビュー Forza Horizon 2 Playground Games/マイクロソフト 海外レビュー Forza5のゲームエンジン360版有り(開発元はSumo DigitalでForza4のゲームエンジン) Project Spark Team Dakota/マイクロソフト 基本無料のDL版有り Sunset Overdrive インソムニアックゲームズ/マイクロソフト 海外レビュー Killer Instinct コンボ ブレイカー パック Iron Galaxy/マイクロソフト 基本無料のDL版有り 海外レビュー Halo The Master Chief Collection 343 Industries/マイクロソフト 海外レビュー CHAOS;CHILD(カオスチャイルド) 5pb./MAGES. 科学アドベンチャーシリーズ Halo 5 Guardians 343 Industries/マイクロソフト Rise of the Tomb Raider Crystal Dynamics Gears of War Ultimate Edition 日本語版なし PSYCHO-PASS サイコパス 選択なき幸福 5pb./MAGES. Cobalt 2016年2月2日 Killer Instinct Season 3 2016年3月発売 Quantum Break Remedy Entertainment 2016年4月5日発売 Ori and the Blind Forest Definitive Edition 2016年春 Gears of War 4 2016年春にマルチプレイβ、秋発売 Fable Legends Lionhead Studios 2016年春にオープンβ ピーター・モリニュー氏退社後 初のFable Crackdown 3(ライオットアクト) 2016年夏にマルチプレイβ Halo Wars 2 2016年秋発売 ReCore 2016年内 Sea of Thieves 2016年内 Gigantic 2016年内 DL専用ソフト ソフト名 開発/販売 補足 Halo Spartan Assault 343 Industries / Vanguard Games/マイクロソフト 360版有り Max The Curse of Brotherhood Press Play/マイクロソフト Powerstar Golf Zoe Mode/マイクロソフト 基本無料 Crimson Dragon Grounding Inc. / Land Ho!/マイクロソフト 海外レビュー D4 Dark Dreams Don t Die アクセスゲームズ/マイクロソフト Below Capybara Games 発売日未定 インディーゲーム
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部隊 部隊名 Tears_of_Snow 隊長 水城_霙 総合力 ★★★☆☆ 裏方力 ★★★☆☆ 歩兵力 ★★★☆☆ 厨度 ★☆☆☆☆ 所属人数 ★★★☆☆ アクティブ人数 ★★☆☆☆ 方針 部隊タグ !ToS 備考 うさぎさんチームの再編部隊。 部隊員 名前 職業 簡単な紹介 コメント 害はないかもしれんが、いるだけでウザイ印象。首都での範囲や全茶がうるさい。特に水城なんちゃら。 -- 名無しさん (2010-03-31 00 16 12) ふんにゃかぶうさんかわいいです -- 名無しさん (2010-04-10 19 45 41) 戦況見れない部隊 -- 名無しさん (2010-04-10 23 16 52) 確かにふんにゃかぶうさんはかわいい ちゅっちゅしたい -- 名無しさん (2010-04-11 22 32 13) ふんにゃかぷう?ぶう?ちゅっちゅ -- 名無しさん (2010-04-13 20 51 52) ふんにゃかぶぅはゲブのアイドルだろ?ちゅっちゅ -- 名無しさん (2010-04-14 22 13 19) コメント欄がきもちわるいですww -- 名無しさん (2010-04-14 22 37 54) ふんにゃかぶェ・・・ -- 名無しさん (2010-04-27 19 24 35) ふんにゃかぷっぷぇ! -- 名無しさん (2010-04-28 19 24 57) いつからこの部隊のコメは、ふんにゃかぶぅと直結するコメになったんだwwww -- 名無しさん (2010-05-08 00 15 17) 直結とか下品な・・・アイドルだぞ!! -- 名無しさん (2010-05-08 08 55 52) ふーん。で、ふんにゃかぶうってのはリア♀なのか? -- 名無しさん (2010-05-08 16 41 49) ヒント:Tears_of_Snowはリア♀しか入れません -- 名無しさん (2010-05-08 16 50 10) ごめん 私♂だけど部隊にキャラいる・・ -- 名無しさん (2010-05-08 17 01 01) リア♂やたらいんじゃねーかwwwふんにゃかもネカマだろ? -- 名無しさん (2010-05-08 19 37 50) なんでFEの人ってリア♀に過剰反応するの? -- 名無しさん (2010-05-09 04 26 23) ※一部の方だけです -- 名無しさん (2010-05-09 05 28 30) 隊長(多分)が上手かった気がする ネツの人だったかな -- 名無しさん (2010-06-09 21 15 41) こんな歩兵力ねーだろ負けフラグだし雑魚揃い -- 名無しさん (2010-08-14 00 03 31) 一部の人が弱いだけじゃね -- 名無しさん (2010-08-16 23 21 15) 全体的に雑魚 -- 名無しさん (2010-09-01 16 25 05) 名前 コメント
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シングルミッションを作る用の予備データ。フォルダ階層他の例文。ソビエト軍最初のミッションの位置へ,作ったミッションを置きかえてプレイする場合の例です。 文章 Modの名前/resource/interface/mission/single/1/1-dubovka/~.lng,campaign.lng またはModの名前/localization/mission/single/1/1-dubovka/~.lng,campaign.lng campaign.lng このファイルは、シングルで、各国とボーナスミッションの選択をする所に表示される文章です。 {tags {"title" "Faces of War demo mission"};太字の上段のテキスト。 {"name" "Faces of War"};太字のタイトル。 } ~.lng このファイルは、各ミッションの選択とロード中の表示、ゲーム中に使用される文章を扱うファイルです。 {tags {"name" "OPERATION \"TRACTABLE\""};開始するミッション。 {"name_big" "OPERATION \"TRACTABLE\""};ロード中の太字タイトル。 {"date" "August 17, 1944"};その下の年月。 {"place" "Falaise,North France"};その下の戦場名。 {"beg" "The 17th of August 1944. Our 2nd ~上のbegという例文の、0.mi(エディター作成ミッション)側での扱い方は text "$/beg"。 ~.info(マップフォルダ内) このファイルをテキストエディタで編集すればマルチでの最大参加可能人数が変更できます。 ;SDL {game {maxPlayers 8} } 音楽とその使用法の例文。 Modの名前/resource/music/fow_main_theme.mp3 音楽ファイルです。 Modの名前/resource/map/single//interface.set その音楽の使用を指定しているファイルです。 {location {side rus} { bold(){background} {media "" {file "/music/ bold(){fow_main_theme}" loop} } } } ミニマップ製作法。 手動か、カメラワークでマップ全体を上空から見下ろします。 alt+ctrl+shift+dでコンソールを隠します。 スクリーンショットを取ります。 画像編集ソフトでddsファイルにします。 作成したマップを置く場所。例えば、ソビエトキャンペーンの最初の位置なら、 Modの名前/resource/map/single/1/(1-dubovka)/minimap.dds,map,.ply,0.mi...となるようにファイルを収めます。 名前 コメント
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SKYLINE どこに発生するともしれない大地の穴からローカストが出現し始めた当初、人類の多くは「上」へ向かうのが最善の安全策と考えた。難民は協力して建物の上にキャンプを張り、物資を分け合い、シェルターを作り上げてコミュニティーを築いたが、こうした共同体の多くは世界の大勢から取り残されてしまった。 COG軍不利な、難関マップ。 特にエリア2・3の敵侵攻ルートが極端に短く、敵構成&ルーキーなメンバーによっては1wave持たないことも…。 エリア1 特にこれといったポイントはないが、 エリア2・3が苦しいため、できるだけここでwaveをしのぐこと。 エリア2 REGENCY側にタレットがある。 REGENCY、MOTEL側とも最初のバリアを維持するのは困難。 エリア3 沸きポイントから角を曲がってすぐジェネレータ、という危険なマップ。 タレットはメディックが適役か。 目の前のバリアを修理するベアードにキュアを投げつつタレットで迎撃。 グレネードとかブームとかヤバいのが来たら一目散に逃げる そのためジェネレータを盾に人間達が逃げまどう…という本末転倒な事態によく陥ったりもする
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紅眼種。常人とは一線を画す強靭な肉体を持つ限りなく人間に近い種族の呼称だ。 ほんの少し普通の人間と身体の構造が違うとか、能力を使うと眼が紅に染まるという違いがあるが 社会的には一応、人間としてカテゴライズされている。気違い染みた奇麗事や精神論では無く 紅眼種が人間であると認めざるを得ない事情があるからだ。 紅眼種夫婦の間に生まれて来る子供が必ず、紅眼種とは限らない。 寧ろ、普通の人間が生まれる確率の方が高く、普通の人間の間に紅眼種が産まれる事も珍しくは無い。 現に俺の家族や親類縁者は全員、普通の人間で、この俺―矢神玲、ただ一人だけが紅眼種だ。 一応、拾われた子供だとかって事実は無い。そもそも、最初から紅眼種だったわけじゃないしな。 俺が紅眼種になったのは今から10年前、7歳の時に交通事故に遭い死に掛けた事が原因だった。 トレーラーに跳ね飛ばされ、地面に叩きつけられ朦朧とする意識の中で子供心ながら死を確信した。 確信はしたものの、納得をしたわけじゃない。死ねと言われて分かりましたなんて子供だって言わない。 自分が生きるのに、死を拒否する事に理屈なんざいらねぇ。 だから、俺は死にたくない一心で、必死に意識を繋ぎとめていた。 そして、迫り来る死神の腕を跳ね除け、現在、高校生としての日々を謳歌しているというわけだ。 俺の命を繋ぎ止めたのは医療の力では無い。そして、俺のゴキブリ並の生命力のお陰でも無い。 病院に担ぎ込まれた時、既に俺の命はとっくに峠を越え回復に向かっていた。この紅い眼のお陰でな。 俺は命と引換えに普通の人間で無くなったわけなんだが、この眼が如何して俺に宿ったかは分かんねぇ。 紅眼が備わった原因なんて人其々で、生まれ付きの奴や俺みたいに何かの切欠で紅眼になった奴もいる。 語弊の無い様に言っておくが、死に掛けたり、死の淵から逃れようとすれば紅眼になれるってわけじゃない。 それで紅眼になれるんだったら今頃、病院じゃ紅眼が大量発生している頃だろうよ。よく分かって無いのが現状だ。 偶に勘違いした馬鹿な奴がギリッギリで死なない程度の怪我を負って、紅眼になれないまま後遺症に苦しんだり 最悪、そのまま、おっ死んじまう奴がいる。真似する奴は滅多に居ねぇとは思うんだが、万が一って事もあるからな それじゃあ、話を元に戻そうか。 紅眼を手に入れた直後の俺は…まあ、タイムマシンがあるんだったら、今すぐでもぶっ殺してやりたくなる程 手の付けられない、どうしようもない捻くれたクソガキだった。はっきり言って、穴があるなら生き埋めにしてぇ。 紅眼の力で強靭な肉体を得た俺に敵う奴なんて同級生は勿論、上級生にだって一人も居なかった。 時には逆恨みされて闇討ちを喰らった事もあれば金で雇われたチンピラどもに囲まれた事だってある。 勿論、一人残らず半殺しにしてやった。 武術、喧嘩、運動、素質、努力、人数、何をやっても俺の強さに着いてこれる奴なんて一人もいやしない。 ガキの内からそんなもんだから、年齢に比例して傲慢さもハイスピードで駆け上がっていくわけだ。 だけど、いつまでも猿山の大将を気取っていられるってわけでも無ぇ。どんな奴だって挫折の一つくらいはある。 俺にとっての初めての挫折は高校の入学式直後の部活勧誘の日に味わう事になる。 ドイツもコイツも俺が紅眼種と知ると何がなんでもと言わんばかりに勧誘しに来て、鬱陶しい事この上無かったもんだ。 ま、俺は何処ぞの優等生の皮を被った凶暴な銀髪とは違うからな。キレる事無く、大人の対応をしたけどな。 第一、ありきたりな部活は中学の時に潰したというか制圧したというか、まあ…その、何だ。飽きてたんだ。 それに宋銭高校と言えば、州立高校でありながら大規模なスポーツギア部を抱えている事が一番の特徴だ。 だから、俺は勧誘しに来た奴等を蹴散らし、スポーツギア部の扉を開いたってわけさ。 俺が真っ先に志望したのは搭乗者の動きを忠実に再現する操作形式MotionLink Control Interface 通称MCI。 コイツを積んだギアの個人戦の選手だ。ロボットを俺の手足の様に動かす事が出来るってのは面白いだろうと思ってな。 当時の俺は恥知らずで負け知らずの、怖いモン知らずだったからよ。 ついつい、調子に乗って大口を叩いてしまったんだわ。詳細については想像にお任せするよ。 これ以上に無い程、人生の恥部を晒している最中だし、隠す必要も無いんだが…割と最近っちゃ最近だろ? 当時の事は反省しているので、これ以上は勘弁して下さい。ごめんなさいって気分なんでな。 それで当時の部長さんにカンカンに怒られた上に日が沈むまでギアでボコられちまった。 シミュレーターでの話しなんだが、限りなく現実に近付けられているもんだから 打撃を受けた時の衝撃はコクピットの中に直接響くわけよ。それが半日も続くとどうなるか分かるか? 脳味噌はグラッグラで、マシンの中と俺はゲロ塗れで流石の俺も半ベソでワビを入れたもんさ。 それからの俺は心を入れ替えたってわけじゃないんだが、中学の時に比べて少しだけ大人しくなった。 別に部長にビビっていたわけじゃない。産まれて初めて負けた事に驚いていたというか混乱していた。 ガキの時に紅眼になって、その日まで負け知らずで来た俺が何の変哲も無い普通の人間に負けたんだから 驚天動地?青天の霹靂?意味が分かって言っているわけじゃないが、フィーリング的にはそんな感じだ。 初の敗北を経験した俺は大人しく部長に扱かれまくって区大会、市大会と初出場で優勝。 部長に負けてから暫く、人を見下す事が無くなったんだが、俺も大概、馬鹿だからな。 実は市大会で優勝した辺りから、また天狗になりかけていたんだよ。 だってよ、普通の人間、紅眼、部長以外で俺に勝てる奴は一人としていやしない。 本当に恥ずかしい話なんだが、俺は強い。部長はもっと強い。他はゴミクズって思うようになっていたんだよ。 天狗になったまま迎えた州大会で、思い上がった性根を諌めろと言わんばかりに運命的な出会いが俺を待ち受けていた。 いつも通り適当に雑魚どもを蹴散らしながら決勝まで駒を進めて、普段通りに優勝する筈だったんだが 久方ぶりに地面と辛酸を舐める事になった。俺にそうさせたのが八坂州の王者、岸田学園の月島静丸だ。 はっきり言って実力は部長よりも遥に上だが、以前に部長に負けた事が良い方向に動いていたんだろうな。 見るも無残な敗北だったが、そんなに悪い気分じゃなかったんだよ。 それどころか、人間ってのはスゲェって、改めて心から素直にそう思えたからだ。 どんなに強くなっても世の中には何故か、一人か二人くらい如何しても勝てない奴が居る。 俺にとって如何しても勝てない相手ってのが紅眼種では無く、文字通り極普通の人間。 スポーツギア選手になってから、俺の戦いは常に普通の人間が中心となって動いている。 此処まで来たら人間の事見下す事も馬鹿にする事も出来なくなっていた。 こんな感じの日々を送っていく内に俺は負ける事も悪くは無いと思うようになっていた。 何故かって?今まで最強だと思っていた俺を軽々と叩きのめす連中を見ているとな 鍛えりゃ同じ所に、もっと上に、更に上に、俺の強さはまだまだ限界を迎えていないってな。 俺も頭が悪いなりに考えに考えたもんさ。今より、もっと強くなるには如何すれば良いのかってな。 自分が如何強くなりたいのかって具体的な目標は既に二人居る。今となっちゃ、片方は卒業しているから一人だけどな。 そして、俺が強くなるにはもう一人、別の役割を持った奴が必要だ。 ―互いに競い合い、高め合えるライバルの存在だ。 だが、いざ探そうと思ってもコイツが中々に難しい。実力も成長速度も均衡していて 尚且つ、コイツよりも上でありたい、認められたいと思える人間性を持った奴でなければならない。 と条件を付けたは良いものの…良いライバルってのは嫁探し…いや、それ以上に難しい。 女作るのと違って誰彼構わず、声をかければ良いってわけじゃない。 相手に求める条件に妥協は絶対に許されないが、そんな相手が都合良く居るわけじゃない。 自分にとって良いライバルが居るってのは幸せな事だ。人とのめぐり合わせに感謝しろよ? 俺は感謝しているんだぜ?ライバルが欲しいと思った数ヵ月後に出会う事が出来たんだからな。 ライバルの名前は守屋一刀。遥か古、まだ世界が分かれていた頃、俺達の祖先、倭国を守護し続けて来た一族。 紅眼よりも化物染みてはいるが、一応、ギリギリで普通の人間。実はひ弱なボンボンのお坊ちゃまだと思っていた。 だが、守屋の戦いぶりを初めて見た時は、流石の俺でも爆笑するべきなのか苦笑するべきなのか迷ったもんだ。 素人とは思えない程、出鱈目に鋭い攻撃を繰り出すくせに斬り返しはお粗末で、攻撃以外はてんで駄目。 だが、一番笑えるのは守屋の操縦技術の歪さじゃ無い。機体特性を完全無視した自分の身体能力頼りの攻撃。 ―これな、まんま去年の俺と同じなんだよ。 スポーツギアは新世代のモータースポーツだと言う奴が居る。まあ、間違いじゃないが正解でも無い。 機体の操縦をプログラムによって制御するSCI搭載ギアは確かに、その通りだろうよ。 だが、MCI搭載ギアは違う。生身と機械の身体を融合させた何でもアリの次世代型総合格闘技だ。 身体能力、機体性能の両立が出来て初めて、スポーツギアは完成する。 残念な事に守屋みたいに身体能力に優れた奴、俺みたいな紅眼種はなまじ身体が完成しているせいで 機体性能を引き出す事を疎かにするどころか完全にシカトする傾向が非常に強い。だから、アイツは弱いんだ。 確かに身体能力任せで戦っても並大抵の奴には勝てるんだよ。身体能力だけじゃなく踏んだ場数も違うしな。 だが、上に行けば上に行く程、MCIの扱いを理解している連中が相手になると、それが通用しなくなって来る。 身体能力が劣っていても、メーカーが想定した通りに機体の性能を引き出す事が出来る奴の方が有利だしな。 強いだけでも、上手いだけでも駄目。何事もバランスが一番大事って事さ。 守屋の間違った操縦方法さえ矯正すれば大化けすると確信した俺は、守屋を俺のライバルに相応しい 実力を身に付けさせる為に戦いの中で鍛える事を決めた。諸事情により、その役割は織に譲る事になったがな。 そして、州大会で俺はトーナメント表を見て随分と悩んだ。いや、見る前から悩み考えに考え続けていた。 俺には今年の州大会で三つの望みがあった。 1つ、守屋と本気でぶつかり合い、今の守屋の実力を測る事。 2つ、守屋を月島と戦わせ、俺以上に巨大な壁の存在を知らしめる事。 3つ、去年からの俺の悲願、月島を打倒する事。 守屋を倒さなければ月島と戦う事は出来ないが、守屋を倒してしまったら、月島と戦わせる事が出来ない。 準決勝が始まっても俺は悩みを抱えたまま守屋と対峙する事になり、結果的には守屋に勝ちを譲る事になった。 12月24日、聖誕祭前夜という事もあって街並みも人波みも何処となく華やいで見えた。 誰が生まれて、何がおめでたいのかはよく分からないが、まあ、そんなノリが許される行事らしい。 昔の人間の考える事はよく分からんが、一応は世間の波に乗らなきゃなぁと思った独り身の17歳。 共に一夜を過ごす相手のアテなんて両手に余る程居るが、そういう気分にもなれず 普段から世話になっているという事もあって織を連れて、行き着けのバーに来たわけなんだが… 「矢神、まだ月島の事を拘っているのか?」 やっぱり話題は其処に行き着いてしまう。何と無くだが、織も州大会の結末を引き摺っていたのは感じていた。 馬鹿騒ぎ出来ればと思っていたんだが、酒の力を借りても、こういう話になるとはなぁ… どうすれば織を納得させる事が出来るのやら…誰でも良いから俺に説得力をくれ。 「会場でも言っただろ?心残りが無いわけじゃないが、その分、守屋が強くなってくれりゃ良い。 月島さんは3月で卒業。あの人が居なくなったら、俺は一体、誰と張り合っていけば良いんだ?」 「…そう…か。」 「守屋も俺が手ぇ抜いてたって事に気付いた頃だろうしな。まだまだ強くなるぞ、アイツは。」 織が納得のいかないという表情で俺を睨んでいるのか、見つめているのかよく分からない表情をしている。 お前がそんな表情しなくても納得していないのは分かっている。俺だって完璧に納得したわけじゃ無い。 八坂州最強のMCI搭載ギア乗り、月島静丸。去年と比べて俺が奴と何処まで戦えるか試してみたかった。 そもそも、強くなった理由が月島さんをぶっ倒す事だったわけだしな。ある意味、俺と守屋の関係に近いかも知れない。 「なあ、織。」 「酸味強め、ウォッカベースのフェザーにしてくれ。」 おかわり要るか?って聞きたかったわけじゃないんだが…ま、良いか。ギア云々ってのは休みだ。 最初から純粋に聖誕祭の夜を織と楽しむと決めていたわけだし、偶には真っ当な高校生らしく楽しむのも良いさ。 「ああ、そうだ。矢神。」 「何だ?」 「お前に聖誕祭にプレゼントがある。明日、何時もの場所で会えないか?」 鼻からブランデーを噴出するかと思ったぜ。似合わないにも程がある。 これが赤面しながらとかだったら、ありとあらゆる穴から色々、吹き出していたかも知れない。 「何を考えているかは聞かんが、失礼極まりないぞ?」 言わなくても9割方バレているのが怖い。そんなに俺って分かり易いのか? っいう顔をしたせいで、織が喜色満面で笑みで俺を睨みながらグラスを傾け、カクテルを嚥下する。 喜びと敵意を同時にぶつけて来るとは…本当に、このちっこいS姫様は如何にかならんのか。 「悪かったよ。だけど、織が聖誕祭のプレゼントだなんてなぁ…」 女の子っぽくて似合わないと言おうと思ったが…口を閉じた。 武の一辺倒で料理とかやらせたら鍋を爆発させたり、高い所に手が届かず半泣きで大暴れして キッチンを撃滅していそうなイメージとは裏腹に家庭的なんだよな、コイツ…料理は美味いし 土日に会う時は弁当を持って来てくれて、男女関係に関しては堅物。 「偶に忘れそうになるんだが、織って意外と乙女チックだよな。」 「チックと言うか、私は乙女そのものなんだが?」 強くて、家庭的で勉強も出来て…見た目を除けば完璧超人だな、コイツ。 ただ、強過ぎる上に倭国訛りが強いせいで、一般男性が思い浮かべる乙女像とは遠くかけ離れた 幼女の皮を被ったアルティメットバイオレンスクリーチャーみたいに見えてしまうんだろうな。 「それにしても何時もの場所でプレゼントか…なんか、エロい事を想像してしまうな。」 「抱いて欲しいなら明日では無く、今夜、私の部屋に寄って行けと言っている。 尤も、女にそんな事を言わせるような男、私は願い下げだ。」 「そうなのか?じゃあ…」 「黙れ、酔っ払い。酔いや、その場の勢いで私の初めてを捧げてたまるか。恥を知れ、馬鹿者。死ね。」 ただの冗談なんだから、ネタ潰しせずに最後まで言わせてくれたって良いだろうによ。 お前に呑ませるカクテルのアルコール量…どんどん濃くするどころか、薄めていってやろうか? それとも、ごめんなさい!実はこの子小学生なんですッ!ってマスターにチクってやろうか。 どっちも拙い事になるからやらないけどな。片方は懐が、片方は内臓が。 そんな感じにクダクダと語り、笑い、時に睨まれ時間は夜8時。 「そろそろ、寮の門限だ。矢神、送ってくれないか?」 全く…寮生ってのは面倒だな。しこたま酔っ払うにはこれからだろうに… だけど、織との酒の呑み方を多少なりとも勉強出来たので、今回はこれで良しとしよう。 下戸などと言うから、連れて来てやったが嘘八百どころか嘘八億ってなもんだ。 織が呑んだ酒の量…この小さな身体の何処に入っているんだと突っ込みたくなる。 こんなに呑める奴だと分かっていれば一杯、ワンコインで呑める店を選んだってのによ。 因みに、良い酒を呑ませた事を切欠に織が安酒を一切、受け付けなくなり、俺が就職するまでの間 極貧生活を送る事になるのは、また別の話だ。女に金を払わせたくない。だって、オトコノコだもん。 そして、俺は同情したくなる程、薄っぺらく痩せこけた財布を仕舞い 胃の中に大量のアルコールを溜め込んだ織を連れて八坂高校の女子寮へと向かった。 「一応、言っておくが…送り狼になる様なら殺すからな。」 「バーで小学生にはお酒売れないよ~!なんて言われるような奴にナニかをするつもりは無い。」 「今に見ていろ。卒業までにグラマラスな美女に成長してやる。」 織…お前が、たったの一年で其処まで成長したら、それは変身とか変形とか変態とかだ。 それは決して成長とは言わない。上を目指すのは悪くないが…まずは人並を目指す事を始めるべきだ。 「それすら厳しいな。」 「死ね。」 織の小さな脚が轟と音を立て俺の背中に突き刺さり、1テンポ遅れて突風が背を叩き俺の髪をなびかせた。 酔っている事もあって、痛い程度にしか感じないが、俺以外の奴なら背骨が粉々に砕けて大事になっている。 偶に俺が見ていない所で加減が効かず、人を殺していやしないかと心配になる。証拠隠滅に埋めたり… 「心配せずとも、君以外の相手にこんな事はしない。」 そうか。それだったら一安心だ。だけど、俺にも容赦なく蹴りを入れるの止めてくれないか? て言うか、まだ俺、何も喋ってないよな?お前はアレか?エスパーとか超能力者とかの類か? 「それでは、また明日。何時もの場所で。」 「あ、ああ…」 そして、織は寮の格子扉を開き、一度たりとも振り返る事無く中へと入っていった。 つーか、マジでナニも無いのかよ?こんなに健全な聖誕祭は相当、久しぶりじゃねぇか? いつまでも女子寮の前に突っ立っているも何だかな…俺もさっさと帰るか。 「まるで高校生みたいだな…」 正真正銘、十七歳の高校生なんだけどよ。流石にコレはちょっと寂しい気もする。 それとも、何か?家に帰ったら「今すぐ抱きに来い!」とか言われて、ホイホイと引き返したら 既に爆睡していて起こしたら「起こすな!」と言われ寝かせたままだと翌朝に「起こせ!」とか 温厚な俺でもブチ切れそうになる程、理不尽な展開が待ち受けているのか? 織がそんな面倒臭い事を言うとは思えない。確かに物足りないのは事実なんだが、俺が織を…ねぇ。 違う意味で物足りんわ。つーか、ほろ酔い程度の筈だったのに酔い過ぎだろ。俺が織を抱く? 「うげぇ…」 悲劇なのか喜劇なのか、それとも犯罪か?色んな意味で厳し過ぎる。却って笑えんぜ。 そういや、織とつるむようになって以来、すっかり歓楽街から足が遠退いていたな。気を使う必要は無いんだが 無作為に選んだ女を無感情に抱く。今まで当たり前のようにやっていた事に抵抗を感じるようになっていた。 今の酔った勢いなら、その辺で女を拾って抱けるんじゃないかと思ったが、やっぱり駄目だな。 何故かは知らんが、織の睨んでるんだか、笑っているんだか謎な表情が頭を過ぎりやがる。 最近…いや、織と出会って以来、四六時中、一緒に居るわけなんだが… やっぱり、止めた。考えて分からない事は考えず、なる様になれだ。 それよりも、明日の事だ。 何時もの場所でプレゼント…ねぇ。場所的にアレでナニがソレな事しか考えられない。 考えられないんだが、それだったら云々って言っていたしな…本当に何を考えているんだ? って、結局、織の事になんのかよ!! 悶々としながら迎えた翌朝、適当に仕度を済ませて、俺と織の何時もの場所。 宋銭高校のギアシミュレータールームで織の到着を待つ事、半刻。 「待たせたな、矢神。」 シミュレータールームを訪れたのは織。そして― 「加賀屋さん?」 そう。八坂州最強のSCI搭載型スポーツギア乗り、加賀谷望その人だ。 「大体の話は小野寺に聞かされたんだが…矢神はそうでも無いようだな。」 そりゃあ、加賀谷さんが来る此処に来るなんて想像が出来るわけが無いだろ。 つーか、何?この謎な組み合わせ。柄にも無く怖気づいてるんだけど俺。 「矢神、加賀屋部長が私からのプレゼントだ。」 「さあ来い。」 「全ッ然!意味が分かんねぇッ!!」 加賀谷さんが両手を広げているが、これは何だ?加賀谷さんに飛びつけと? 「…不服か?」 「頼むから順を追って説明してくれ。俺は織と違って頭が悪いのは知っているだろ?」 「最強と戦えなかったのが心残りだったのだろう?個人戦最強の選手を連れて来るのは不可能だが 団体戦最強の選手ならば非常に身近なのでな。少しばかりお時間を頂戴して連れて来たわけだ。」 「MCI搭載型とSCI搭載型、確かに互いに得る物は無いだろうな。 だけど、面白そうじゃないか。折角だし矢神、手合わせ願えるか?」 「聖誕祭のプレゼントとして渡されてしまいましたからね。」 加賀谷さんがその気なら、俺も本気で行くとしようか。しかし、俺を相手に何処までやれんのかね? 織が指摘した事は間違っていない。だけど、加賀谷さんが相手じゃ、俺を満たせるとは思えない。 加賀谷さんを侮っているわけじゃない。SCI搭載ギアの選手の中では間違いなく八坂州最強の男だ。 だが、加賀谷さんの役割は団体戦の司令塔、単体での戦闘能力では無く、瞬間的な作戦立案能力や指揮能力が重要視される。 つまり、俺と加賀谷さんとでは強さのベクトルも、求められている役割も違う。 それでも八坂州最強の一角だしな。守屋よか楽しませてくれる事を期待する事にしよう。 シミュレーター起動、何も無い真っ平らな平原を生成、愛機リヴァーツを降り立たせると 遥か遠く、紅の流星が空を切り裂きながら此方へと一直線に突っ込んで来る。 「一応、言っときますがブースターとかの使用を制限してこちらに合わせる必要は無いですからね? 加賀谷さんのやり方で本気で叩き潰しに来て頂けると俺もやり甲斐ありますし。」 「全国に備えて個人戦の勘を取り戻さなければならないと思っていた所でな…遠慮なく全力でやらせてもらう。」 何気無い一言でも、随分な威圧感を放って来る人だな…強さのベクトルは違っても最強は最強って事か。 織と初めて戦った時の様に何発か打たせて、加賀屋さんの実力を測ろうと思ったが悠長な事をしていられない。 スカーレットが急激に飛行高度を落とし、鋭角な装甲で地面を切り裂きながら此方へと肉薄する。 だが、スカーレットの掌は軽く開かれたままで、二振りのソードライフルは腰にマウントされたままだ。 あんな得物で、居合いでもやるつもりか?こっちも刃を重ねて力を測る余裕も無さそうだしな。 間合いに入り次第、一撃で叩き落すしか無いな。 リヴァーツの姿勢を落とし、両足に力を籠める―スカーレットの両手は未だ無手。 右腕一本で肩に担いだ斬馬刀を両の腕で構える―スカーレットの両手は動かない。 距離100―俺達の間合いだ。蹴り飛ばした大地が、遥か後方で爆ぜる。 「行くぜ、相棒!」 スカーレットのブースターから吐き出される焔が一際、大きくなり予測していた相対速度が大幅に狂う。 とは言え、既に我が身を撃ち放った以上、そんな事は関係無い。後は斬馬刀を振り落とすだけだ。 しかし、至近距離からの急加速で目算を誤り、スカーレットの肩の装甲を撫で斬りにしただけで終わる。 「あのタイミングでも迷い無しか。」 加賀谷さんは涼しげな顔で、リヴァーツの切り裂かれた脇腹を眺めている。そんな気がした。 すれ違い様にソードライフルを抜刀し、リヴァーツを分断して払い抜けて行くつもりだったようだ。 まあ、微塵にでも迷いを見せていれば、そうなったかも知れないが元より肉も骨もくれてやる代わりに 首を叩き落す算段だったんだから、真っ二つにされそうになったくらいで恐れてらんねーさ。 「生憎と頭が悪いモンで、何がどうなるとヤバいのか分からんのですよ。」 「成る程。ただの虚勢では無いようだな。」 しっかし、この人と背中合わせで会話していると生きた心地がしないな。 首筋に死神の鎌でも当てられている気分だ。スカーレットにゆっくりと向き直ると 両手に握られていたソードライフルは再び、腰にマウントされ両手は無手に戻っていた。 「攻撃はもう終わりですか?その武器、飛び道具にもなるんでしょう?」 「まあ、撃っても良いんだがな。無意味な攻撃はしたく無いんだ。」 すると、神業とも言える早撃ちで両腕に握られたソードライフルから銃弾が吐き出される。 被弾する寸前に斬馬刀を旋回させ即席の盾をでっち上げ、次々に迫り来る銃弾を叩き落す。 「な?無意味な攻撃だろう?」 何事も無かったかのような軽い口調で加賀谷さんは射撃を止め、銃口を逸らした。 そりゃあ、フェイントも無しにただ鉛弾をぶっ放すだけなら誰だって捌けるだろうよ。 「何を企んでいるのかは知らないが…加賀谷さん、アンタはまだ俺の間合いの内側だぜ?」 頭の良い奴とやり合うのは如何も調子が狂っていけねぇや。相手のペースに乗せられてちゃ日が暮れちまう。 ステップを踏みながら水平に構えた斬馬刀を全身で薙ぎ払う。スカーレットには頑丈な盾も装甲も無い。 下手に受け止めようとすればハムのように輪切りだ。避けなければ終わるぜ? 「尤も…アンタの反応速度じゃ避けられまいッ!!」 「確かに俺だけでは無理だな。」 加賀屋さんは反論する事無く、あっさりと涼しげな口調で認めやがった。なのに勝った気がしねぇ。 本当によく分からん御人だが、斬撃は既に放たれている。肩を抉り込む様に捻り、右足を軸に全身で斬馬刀をぶん回す。 渾身の出来だ。どんな盾や装甲でもギアごと分断出来る程の完璧過ぎる程の斬撃だったが、手応えは無い。 「力任せの荒々しいだけの攻撃かと思えば、素人でも分かる程の綺麗な剣筋だな。」 加賀屋さんの言葉に首筋の産毛が総毛立ち、眉間に針を突きつけられたような不快感を感じた。 斬馬刀を地面に突き刺し、身を翻し両腕を交差しながら飛び退る。加賀屋さんが何処に居るか視認していないが 恐らく、後方距離4m、高度15mの地点で滞空した状態でライフルを構えていやがる。 銃声が鳴り響くより早く身を翻し上空のスカーレットと向き合うと同時に、ライフル弾がリヴァーツの手首に被弾。 中のクナイのお陰で神経系に到達していない。だが、大事無いと一息吐く間も無く、広がった黒煙を切り裂き スカーレットが二振りのソードライフルを振りかぶりながら突っ込んで来る。 「だったら、手数で勝負といこうかい!!」 腰部装甲のカバーを開きクナイを構える。本来の役割は投擲道具なんだが今回は違う。 タメも隙もデカい斬馬刀じゃ、加賀谷さんの反応速度でも、スカーレットのブースターで簡単に避けられちまう。 だったら軽くて手数を得られそうなクナイで斬り合った方が幾分か勝算もあるってなもんだ。 ホント、ヤになんぜ!手加減している時ならいざ知らず、勝ち目が薄いって理由で この俺が本来のバトルスタイルをかなぐり捨てる事になるなんてな! 「だけど…やっぱ、強ェ奴とやんのは面白ェな。此処まで必死になったのは1年ぶりか?」 クナイでド突き合いすんのは初めてだからな。コイツの強度がどれ程のモンか知らねぇが良い機会だ。 直の殴り合いにどれだけ向いているのか試すとしよう。出来れば、コレが最初で最後であってもらいたいがね。 スカーレットの右腕から振り落とされる斬撃を受け止め、左腕から繰り出される刺突を受け流す。 クナイがぶッ潰れそうな感触も無い。斬馬刀に比べりゃ頼りないが、足の速い奴とのド突き合いには 十分、実用可能なレベルだ。屈辱的な事には変わりねーけどな。 両腕を塞がれ、がら空きになったスカーレットの股間目掛けて右足を蹴り上げるが 俺の蹴りに合わせてブースターを吹かして前転宙返りで、あっさりと背中を取られてしまう。 つーか、ブースターの扱いが上手過ぎて気持ちワリィ。ついでに後頭部にも殺気ビンビンでキメェ。 勘だけを頼りに後頭部にクナイを交差させ放たれたライフル弾を受け止め、身を翻しクナイを投擲。 だが、クナイがスカーレットを貫くよりも早く銃声が二発鳴り響き、甲高い音を立ててクナイが地に転がる。 どんだけ出鱈目なんだよ、この人。避けるだけなら話は別だが、あんなモン、普通撃ち落せるモンか? 「今の応酬…全部、直感か?まるで野獣と戦っている気分で些か、ゾッとしたぞ。」 加賀屋さんが感嘆の声を上げながらクナイに貫かれたソードライフルをちらつかせた。 流石にあのタイミングで二発とも打ち落とされていたら自信喪失で再起不能になりかねんな。 「こっちは精密な機械を相手にしている気分ですよ。」 確かに加賀屋さんの動きは機械みたく精密なんだが、殺気の出方がハンパねぇからな。 何から何まで直感任せでも充分…何から何まで目視している余裕が無いとも言う。 改めて、クナイを取り出そうとするが、ヤロウめ…完全にしてやられたぜ。 クナイが腰部装甲ごと撃ち抜かれてオシャカになってやがる。そういう神業は腹一杯だ。 「久しぶりだな…俺から攻撃を仕掛けたいと思ったのは。」 オイオイ、アレでも後の先返しのつもりなんだろうかね? もう充分に仕掛けていらっしゃるじゃないですか!なんて突っ込みを入れている余裕もねぇ。 両手首の装甲に仕込んだ四本の内、ライフル弾を防いで潰れた二本を投擲。 「何処でも良いから当たりやがれ!」 銃声が轟き一本は撃ち落され、もう一本は射撃能力が生きている方のソードライフルを貫いた。 これで背中を撃たれる危険性は無くなった。後はガチの斬り合い…こりゃ、何がなんでも負けられんね。 残ったクナイを逆手に持って大地を駆ける。態々、スカーレットが間合いに飛び込んで来るのを待つ気は無い。 そろそろ、一矢…一矢?おいおい、いつから俺はそんなに謙虚になったんだ? 訂正だ。そろそろ、ケリ付けようか。勿論、俺の鮮やかな勝利でな。 両腕を凶鳥の翼のように伸ばして迫り来るスカーレットの間合いを無視して懐に飛び込む。 凶鳥の両翼が蜘蛛の足の様に折れ曲がり、リヴァーツを肩口から刺し貫く。ンなモン知った事かよ! 「相手が八坂最強でも…ガチンコで負けるわけにはいかんのですよ!」 反応が鈍った両腕を交差させ、スカーレットの首を挟み切るかの如く剣閃を斬り放つ。 「このタイミングなら避けられまいッ!!」 「大したものだ!だが、詰めが甘い!」 加賀谷さんの咆哮と共に二機のギアの間に大爆発が起き、背中から大地に叩きつけられる。今度は何をしやがった!? 左上半身の異常を知らせる警告音に吊られて、首を左に動かすとリヴァーツの肩を中心に左半身が消し炭になっていた。 愛機を灼いたモノの正体、それは… 「ソードライフル…まさか、暴発させたってのか!?」 肩口に刺さったソードライフルは無残な残骸と化し、マガジンは中から破裂していやがる。 とんでもねぇ裏技を使ってきやがる。つーか、よくリヴァーツの頭が吹っ飛ばなかったな。 それよか、スカーレットはどうなった?手には何かを切った感触がまだ残っている。 残ってはいるんだが…シミュレーターは試合終了のサイレンを鳴らしてねぇ。 つまり、黒煙の向こう側に紅のキリングマシーンがいやがるって事だ。 あのタイミングでミスったのは大誤算…あの人が出鱈目なだけだ気にしたら負けだな。 予測なんて出来やしねぇが、思いもよらない幸運が転がり込む事なら珍しかねぇ。 今の爆発でクナイは二本ともどっかに飛んで行ったが、俺が吹っ飛ばされた先に 斬馬刀が出番はまだかと言わんばかりに威風堂々とそびえ立っていた。 そうさな。俺も相棒もお前が居ねぇと駄目みてぇだわ。アレに勝ちたいんでな、力貸してくれや。 左腕は殆ど使い物にならない。右腕も使えない事は無いが刺された影響で反応が鈍い。 おまけにさっきの爆発で地面に叩き付けられた時にリヴァーツの背骨をやらかしてしまった。 踏んだり蹴ったりの泣きっ面に蜂ってか?けどな、俺もコイツも一撃ありゃ充分ってなもんさ。 右腕で斬馬刀を引き抜き、左腕を支えにして肩で担ぎ上げると同時に黒煙が晴れ スカーレットが飛び込んで来る。アンタなりのやり方でやれって言ったのに真正面からかよ。 やり合うのは初めてだけど、それはアンタのやり方じゃねぇだろ?態々、俺等に合わせたのか? 律儀って言うか何て言うか…此処までお膳立てされて負けちゃ、俺の立つ瀬がねーよな。 「踏ん張れよ、相棒。一撃ありゃ充分だが、この一撃で限界だからな。」 渾身の力を込めて一歩踏み込み、斬馬刀を背負い投げの要領でリヴァーツ目掛けて叩き落す。もうぶん回す力は残っていねぇ。 リヴァーツの背甲を中心に破砕音を広げながら、斬馬刀が重力に従いスカーレットの肩に吸い込まれていく。 「チッ…上手くいかねぇもんだ…」 スカーレットの背中で吐き出される紅い残光が一際大きくなり、斬馬刀の軌跡を潜り抜け 密着状態から急上昇、スカーレットの右腕が宙を舞いながら地に堕ちる。 急上昇したスカーレットはブースターを180度回転させ急降下、リヴァーツの両肩を踏み砕きながら着地し 頭部をソードライフルで刺し貫かれ、試合終了を告げるサイレンが鳴り響いた。 「勝負あったな。」 「完敗ですよ。強さの際限が全然、見えやしない。才能からして違い過ぎるんすかね?」 「才能か…矢神。君はギアに乗ってどれくらいになる?」 「え?高校に入ってからだから一年と七ヶ月ってとこっすかね。」 「俺は守屋の様に身体能力が優れているわけでも無ければ、君や小野寺の様に紅眼種でも無い。 文字通り、極普通の人間だ。だがな、俺は七年近く、絶えずギアに乗りこなし続けて来たんだ。 今まで積み上げて来た物を易々と打ち破られるわけにも、才能なんて言葉で片付けられるわけにはいかんよ。」 俺に初めての敗北を与えたのは普通の人間。八坂の最強二人も普通の人間。 そして、俺の背中を目指して必死に追い縋ってくるライバルもまた普通の人間。 人間って奴は圧倒的な力を見せ付けて叩き潰しても、努力だの時間だのを積み重ねて簡単に種族差を覆してしまう。 確かに全然、簡単な事じゃないさ。困難と苦難の連続だろうよ。だけど、やっちまうんだよ。こっちがのうのうとしている間に 簡単な事では無い事を、さも当然だと言わんばかりにやってのけるから、人間って奴を見下す事が出来なくなったんだ。 「ほんっとに…かなわねぇよなぁ…」 加賀谷さんは州大会後、オーバーホールに出していたギアの搬入作業があるらしく 「卒業前にまたやろう。」と一言残して、さっさと帰ってしまった。 「紙一重…惜しかったな。」 「紙一重なものかよ。遠く及びやしない。」 「呆れた奴だ…あのクナイがもう少し深く入っていればスカーレットの首が飛んでいたんぞ? スパークが走っていたのを見ていないのか?だから、加賀谷部長も再戦を望んだというのに…」 クナイで首を斬ろうとした時のアレか?何かを斬った感触はあったが、てっきり不発とばかり思っていたぜ。 それに突き刺したソードライフルを暴発させて爆弾代わりにするなんて荒業を使われた事もあって 一々、確認している余裕も無かったんだが…最強を追い詰める事は出来ていたって事か?マジかよ?信じらんねぇ。 「私の見立てでは十もやれば二、三は勝てると思うんだが?」 結局、大惨敗な勝率じゃないか…ま、あの人が卒業するまでに再戦を希望してくれたしな。 シミュレーターってのが少し面白く無いが、本気で勝ちたいと思える相手が増えたのは嬉しいもんだ。 何より、次の機会で勝ちを逃したら、再戦のチャンスが無いと思うと余計に何がなんでも負けらんねぇ! 「やれやれ…漸く、らしくなってきな。これで私も安心だよ。」 「何がだよ?」 「軽口を叩き取り繕い、酒に逃げても、戦いの中で生まれたわだかまりは戦いの中でしか解決出来ん。 少しは気も晴れたんじゃないのか?強者と戦えず内心で嘆く君の顔は見るに耐えられんかったぞ?」 何から何までお見通しってのは本当に勘弁して欲しいんだが…確かに内心の苛付きは解消された。 目先の事よりも後の事と思って、月島さんとの戦いを守屋に譲り渡した事は俺が思っていた以上に 心の中で大きなわだかまりとなって、俺を苛んでいたのも事実だ。此処までとは思っていなかったけどな。 「しかし、来年以降の事を考えて目先の目標を守屋に譲るとは本当に大馬鹿者だな、君は… 君にとって強者足りえる巨壁が消え、気を揉むようなら私が君の巨壁になるつもりはあるのだぞ?」 「織が?だったら、もっと強くなって…」 「四割三分。今月の私の対戦戦績だが不服か?腑抜けていた君相手にこの戦績では威張れたものでも無いがね。」 腑抜けていたから明日からこうはいかないぜ!と言った場合、織と真剣に向き合っていなかったという事になる。 一旦、戦いが始まれば抱えているモンなんて関係ねぇ!と言った場合、俺と織の実力差が埋まりつつあるという事になる。 さて…どう答えるのが無難なのやら…どう答えても微妙だな。 「ま、明日には矢神本来の実力に戻っているだろうし、それに期待させてもらうよ。」 そうだったな。何も言わなくてもお見通しだからな…本当に誤魔化し効かねぇな。 「そういや、聖誕祭のプレゼント…何も用意してねぇな…」 「昨晩は初めての経験で楽しませてもらった。別に気を使わなくても良い。」 相手に気を使うのが倭国人のサガなんだから仕方が無い。その相手が織なら尚更だ。 男をプレゼントされたのはアレだが、結果的にスランプからは脱する事が出来たわけだしな。 何と無く、何かしてやらないといけない気分なんだがな…今日は聖誕祭だしな。 「別に恋人同士というわけでも無い…無理に聖誕祭の空気に合わせる事も無いだろう?」 そう言う織の顔は何処と無く寂しげな風に見えるのは俺の気のせいだろうか? 俺の勘はギアバトル専用だ。織が何を考えているかなんて俺にはさっぱり分かりゃしない。 そりゃあ、俺達はよく行動を共にしているが、確かに恋人同士だとか甘い関係じゃないさ。 だけど、俺の事ばかりじゃなくて織の事を織の声で教えてくれと思うのは俺の我儘なんだろうか? 「だが、元の調子に戻った君と改めて、酒を酌交すのは昨日よりも楽しそうだ。当然、付き合ってくれるよな?」 そう言って、俺の返答など聞くまでも無いと言わんばかりに俺の手を引く織の横顔が…何故か、綺麗だと思った。 ↓ 感想をどうぞ(クリックすると開きます) +... 名前